住宅 B-class シンプルスタイル
敷地・プログラム・形態を自由に
ハコノオウチ04 アトリエのある大家族の家
- 2013年 東京都
- 木造2階建て+中間階納戸
- 敷地面積:144.61㎡
- 延床面積:137.71㎡
東京都武蔵野市で完成したアトリエのある住宅です。
夫婦と子供3人と母と妹の7人家族のための住宅で、布作家である妹さんのアトリエを道路から見える位置に配置し、作品展示なども行えるように大きな窓を取り入れた計画としています。
1階はLDKとサニタリー、母の部屋、アトリエが配置されていますが、アトリエの廻りを1周できるように動線計画が考えられ、LDKから見えない裏手側を靴入れや壁収納などにあてています。
2階は夫婦室、子供室、妹室、家事室、勉強コーナーからなり、お子さん3人が本棚を背に一列に並んで過ごせるオープンな空間を中心に吹抜で1階とつながっています。
また1階と2階の間には中間階があり、天井高さ1.4M未満の部分を収納スペースとして生かしています。
箱型デザインの住宅ですがいつもの「白い外観」ではなく、ご家族の希望で「黒」で塗装されました。「黒いハコノオウチ」の大きな窓からは7人の様子がたのしそうに町にこぼれ出ています。
設計担当 石川淳・鶴希世
掲載メディア
渡辺篤史の建もの探訪2014年10月18日
ドイツ発WEBマガジン「Homify」に記事掲載