石川淳建築設計事務所
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Jun Ishikawa Architects
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猫と暮らす家 特集 猫と犬と二世帯住宅 OUCHI-14
2018.02.06
猫と住むための家の写真を集めた特集コラムを作りました。
第一弾は2010年完成のネコ2匹と大型犬と暮らす二世帯住宅で、OUCHI-14です。
様々なメディアに掲載されてきましたが中でも「渡辺篤史の建もの探訪」で放送されたのをきっかけに、家の中にキャットウオークを作るアイデアが支持されて、色々な設計者やビルダーさんに引用されています。
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「OUCHI-14」
この家の住人、黒猫のルビ、白黒のイゴ、ゴールデンレトリバーのフクさんです。
家の設計をするために建て替え前のお宅へ伺った時に、ルビが家の中の高い所(ソファーの背もたれや机の上)を歩いていました。
それを拝見して、「体の大きいフクと距離感をとりたい」とネコの気持ちを察しました。フクとルビは仲良しですが、まだ若いフクはルビと遊んでほしくて仕方が無い様子で、ルビの方は少々怖がっている感がありました。そのため、フクに気兼ねなく歩ける猫のための「キャットウォーク」をリビングに巡らし、床に下りずに寝室の上のロフトまで到達するルートをつくりました。
左は黒猫のルビで、数年後に家族に加わった白黒猫の「イゴ」が右の螺旋階段の上にいます。
竣工時の写真です。テレビのための作り付けAV棚の上にあがり、ひなたぼっこの出来る南向き窓を横切り、階段状に上がってゆきます。
猫の身長を考慮して狭いところが好きな猫が楽しめる通路になってます。
キャットウオークは同時に「飾り棚」として利用されていますが、猫たちは飾った小物を落とすことなく通り過ぎていきます。
寝室の上に渡るブリッジです。右に渡りきると日当たりの良いロフトへ入れます。
左の螺旋階段最上段から右の屋根裏空間を通り抜けると寝室の上につながります。
こちらはキッチンに犬のフクが入らないように仕切ったドアです。
猫たちはこのように通り抜け可能。
こちらはキッチンの背面収納の棚ですが、天井の三角形の開口はロフトにつながっています。ここからひょっこりと猫が現れて住人を楽しませています。
左は玄関にある足洗い場で主に犬の散歩後の足洗い場です。右は犬と猫が玄関から飛び出さないように取りつけたドアで、猫や犬が鍵をあけられないように玄関側(外側)に鍵を付けて、丸い穴から人間は手を入れて開けられる仕組みです。
猫と犬の動きを楽しめる家にできたと思います。