OUCHI-33　長崎の家

長崎県に完成した住宅です。

長崎では少ない平坦な敷地で、南道路に面しています。
3方向の隣家が非常に接近して建っていた事から、南道路側と天窓からの採光を主に設計を進めました。明るい2階にリビングを設けることをまず決め、1階の寝室からサニタリーが近いようにとの与条件により、半層上に浴室を設けました。又、浴室、脱衣室下階は半地下の納戸として趣味の自転車をスロープで玄関から入れられるように考えられています。
2階のリビングの上にはロフトを設け、さらにその上の天窓から採光をとるようにして、室内の照度を確保しています。
また、湿気の多い長崎の風土に合わせ、自然換気が十分にとれるように風抜き窓や地窓を適所に取り付け、家中に風がゆきわたるようにデザインしました。

設計担当　石川淳